Answer 37(通常バージョン) 

首筋を自由に這い回る司の舌は熱を帯び、そして荒々しい。

上体をくねらせて逃れようとしても、手首に食い込んだ紐は緩むこともなく更につくしを苦しめる。

上目遣いで手首を見つめた司はニヤリと笑い、



「暴れると痛いし体力消耗するだけだぜ…」



そう言いながらあちこちに赤い痕を残していった。

実際全力で拒絶していたつくしの体力は限界に近く、息も荒い。

それでもこの男の言いなりになるわけにはいかないと、必死でもがき苦しんだ。



司の手がキャミソールの下から入ってくるのがわかると体を捻って抵抗するがすぐに大きな体と手で押さえつけられ、気が付けばブラジャーの中に手が侵入し、荒々しく揉み始めていた。



「やっ、本当にやめ…っ!」



揉まれる、というよりは乱暴に掴まれ押しつぶされてる感覚、そこに優しさは少しも感じられずただただ乱暴に扱う。

司に優しく抱かれた経験しかないつくしにとって、今の状況は恐怖以外に何もなった。



******



「はぁはぁはぁはぁ…」



荒い息のまま両手両脚の拘束を解くと、司はシャワールームへと姿を消した。



「うっうっ…」



司の前で涙など見せるものかと思っていたつくしの目からは大粒の涙が流れ出た。

2年前に抱かれたときはかけられる言葉も優しくて、不安など全くなかったのに。

突然こんなことになって、何度嫌だと言っても離してはくれなかった。



シャワーを浴びに行った司が戻れば、きっと裸の状態で外に放り出されるのだろう。

それだけは許すことはできないと、痛む体を我慢してやっとのことで起き上がる。

本当なら体液まみれの体をキレイに洗い流し今夜のことと一緒に流して忘れてしまいたかったが、ベッドサイドのティッシュで適度にふき取り、あちこちに散乱する衣服を着て手早く化粧を直した。



ところが部屋を出ようとしたところで、シャワー室から司が戻って来てしまう。



「こんな時間にバスや電車なんかねぇよ。違う部屋用意させっから、今夜はそのまま泊っていけ」



そう吐き捨てるようにして司が別室に入って行くのを確認した後、つくしはその場にヘナヘナと座り込んでしまった。




bajon.jpg
※以前描いて公開した(現在は非公開)通称「坊ちゃんのイキ顔」(服着てるってのに笑)
かなり気合いを入れて模写した作品で、一番気に入っているものです。
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1 Comments

やこ  

ku***n様(拍手コメント)

こんばんは、拍手コメントありがとうございます。

そう、今ふたりの思いは平行線なんですね。でもね、司はつくしのすべてをあきらめきれない、そしてつくしも司を嫌いになったわけじゃない。
それだけの要素があればきっとふたりの恋は成就するはず。

頑張りますので応援よろしくお願いします!

2018/12/10 (Mon) 16:36 | EDIT | REPLY |   

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