どうする?!LAパニック 4 

「つくしちゃんが連れ去られたですって?!司!あんた何をしてるのよ!」

黒のメルセデスを追っていたSPから、車を見失ったという連絡を受けた司は、椿に連絡して救助を要請をした。

「牧野につけてたSPがグルだったみてぇだ」

「そんなことはどうでもいいわ!そうね。こうしちゃいられないけど…道明寺の部隊じゃ心細いわね…。司、あきらに連絡して協力してもらうといいわ」
「あきらだと?」
「そう、裏のネットワークを使わせてもらうのよ。美作ならうちよりもそういう情報には敏感だし…もしかしたらあきらから受け取ったアレにもなにか…」
「アレ?」
「そうなの、以前あきらが『牧野がアメリカに来ることがあったらこれをやってくれ、安物だから受け取る筈だ』ってペンダントをうけとっていたのよ。デザインはいいんだけど、モチーフがプラスチックでできてて安物感が半端ないの。昼間つくしちゃんも嫌がらずに受け取ったし、もしかしたら…」
「何か仕込んであるかもしれないってことだな?」
「そう!」
「サンキュー姉ちゃん、あきらに連絡する!」

司は椿との通話を切るとすぐにあきらに電話をかけた。

―頼むあきら!出てくれ!!―


***

「おい、お前に電話」
「なんだよ、これからお楽しみだってときに」

オトコふたりはニヤニヤしながらつくしを見下ろしている。
類似のオトコが電話を受け取ると、部屋の外に出ていった。

「さてと…それじゃお先に俺が…」

もうひとりの男がつくしの体を舐めるように眺め、切り刻まれてボロボロになったスカートに手をかけた。

「心配すんなよ、胸には興味ねぇから穴だけ借りてすぐ退散するから」
「なにすんのよ!やめてっ!」
「道明寺といつもイイコトしてんだろ?今更ビビんなよ」
「キャーっ!やめてっ!助けて!」

ドカーンッ!!

ろくに身動きもとれないつくしのスカートをめくり男が下着に手をかけたときだった。
重そうな鉄の扉が蝶番ごと吹き飛び、続けて類似の男も吹き飛ばされた。

「何事だ!」

男がつくしから離れて外れたドアへ向かい、部屋の外へ出たと同時に類似の男に折り重なるようにして吹っ飛んできた。

「牧野っ!」
「ど、道明寺!!」

ハリウッドで離れ離れになったオトコがつくしに駆け寄り、手と足を拘束していたロープを解く。

「悪かった、ごめん…」

つくしを力いっぱい抱きしめる司だが背後には突き飛ばされてヨロヨロしながらも立ち上がった男が

「チッ、身代金を取る前に到着するとはさすがの道明寺司だな」

そう言って司の蟀谷に拳銃を突き付けた。司はゆっくり両腕を上げて男たちの指示に従うしかなかった。
せっかく解いてもらったばかりのロープだが今度はつくしと司をまとめて拘束してしまう。

「いてて…。なんだよ全くいいとこナシでこの展開かよ。だとしたらあとは道明寺楓か椿にでも身代金を要求するか?」

そう言って司の脇腹に力いっぱいケリを入れる。
同じロープに結ばれているつくしにその衝撃がダイレクトに伝わってきて

「やめて!やめてよ!!」
「黙ってろ!牧野」

こんな状態がさっきから何度も続いていた。

「なあ、もしかすると面も割れたことだし身代金は厳しいかもしれねーし、とりあえずこの女をコイツの目の前で回してからトンズラしたほうがいいんじゃねぇか?
「やめろっ!ぶっ殺すぞ!」
「拳銃突きつけられていうセリフかねぇ…道明寺くん」

男たちはニヤニヤして司とつくしが苦しむ様子を楽しんでいる。

「それじゃ、お先にいただきます」

そう言って一瞬ロープを解いて司とつくしを引き離すと、すぐさま司に手錠をはめて再び拘束、つくしだけを引きずってわざと司の視界に入る場所に連れていく。
今度はスカートをゆっくりめくる、などと悠長なことはせず、つくしの下着を一気に足首まで下ろしてしまう。

「やだ…やめてよ…」
「牧野!!」

絶体絶命である。
つくしは唇をギュッと噛み、男を睨みつけると

「道明寺!アンタは見ないで!アタシは大丈夫だから!!」
「バカなこと言うんじゃねぇっ!」

お互いにそう叫んだ。









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2017/05/26 (Fri) 18:10 | REPLY |   

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2017/05/26 (Fri) 18:12 | REPLY |   

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2017/05/26 (Fri) 18:53 | REPLY |   

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