Beautiful days

花より男子を愛する自称永遠の乙女の妄想  ※現在、ブロとも申請を休止中
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子供の日物語 後編

本日ラストです。

コメディになってない気がするけど、これもリハビリってことでお許しを。



ではどうぞ






「ちょっと、本当にどういうことなの?すごい困る!」

なんだよ、大した抵抗もしないですぐにノッてきたくせに。

キャンプ場でのピロートークは甘くなかった。
怒り狂った牧野は俺を怒鳴りつけ、あちこちにケリを入れてくる。

「なあ、さっきも言ったけどオレ達は結婚するんだ。ガキが後か先かなんてそれほど問題じゃねぇだろ?」
「それアタシ達はそうでも世間はそうじゃないでしょ。アタシは良くてもあることないこといろいろ言われるのはアンタなんだよ」
「心配してくれんのか?」
「まあそれなりに…」

かわいい奴め。
まあ世間じゃ『デキ婚』だなんだって言うだろうな。そして財産目当てだなんだと言われるのは牧野だ。
オレだってわかってる。

「いいじゃねぇか、今日は『子供の日』だし子作りして何が悪い」
「『子供の日』の意味が違うっ!」

ボコっ

再び頭を殴られる。
何度でも殴れよ。

でもな、牧野。オレだってバカじゃない。
オマエの生理周期はそれなりに把握していて、そろそろ月一のアレが来る頃だろ?
と、いうことは排卵日はとっくに終わってる。
排卵が大幅にズレたりしなければそう簡単にガキはできねぇことくらいしっかり勉強してんだぜ?※小説上の表現です
そのかわりしっかりと覚えておけよ、子供が欲しくなったら排卵日周辺は毎日お見舞いしてやるからな。

「なに、その誇らしげな顔」

やべ、いろいろ思ってたらドヤ顔になってたみてぇだ。

「わりぃ、それじゃ次はちゃんと着けるからもういっか…」

バキッ、ドカッ

牧野…グーパンチに回し蹴りは勘弁してくれ…。


***


「やあ、おはよう!」
「あ!木村教官!!またお会いしましたねっ!奥様もご無沙汰してます」
「牧野さん、元気そうだね。昨夜は眠れたかね」
「え、ああ…まあ…それなりに…」

おっさん、余計なことをペラペラ喋るな。牧野が困ってるだろ。

「そうか、それは良かった!ウチは今日帰るけどキミたちはもう一泊するのかい?」
「そのつもりだけど」
「せっかくのゴールデンウイークだから、満喫してくれたまえ!それじゃ失礼するよ」

さっさと行けよキムタク。
不釣り合いな夫婦はこちらに背中を向けて歩いて行く。

ところが

「道明寺君、『子供の日』の夜は満喫できたかね?おかげ様で我々は大満足の『子供の日』の夜を過ごさせてもらったよ」
「バッ、そういう恥ずかしいことを大きな声で言うんじゃねぇよ!」
「赤くなるあたり、まだまだカワイイね。それじゃ失礼するよ!」

再びセクシーな愛妻と腕を組み、オレ達の前から去って行った。

「ちょっと…どういう意味?あれ」
「どういうって…」
「なんで木村教官が『子供の日』云々をニヤニヤしながらいうワケ?」
「お、オレは知らねぇよ!」

牧野は顔を真っ赤にしていて、機嫌の悪さはマックスだ。

「木村教官がなんでアタシ達の…その…アレの話を知ってるの?」

ん?
んん?
んんん?

はっ!

「ま、待て牧野!!それは誤解だ!!」
「うるさいッ!問答無用!!!」

指をボキボキと鳴らしながらオレに詰め寄る牧野の表情は鬼のようだ。

「違う、違うんだ!話を聞けよ!」
「うるさい…恥ずかしい野郎めっ…」

ドカーン

キャンプ場で飛び蹴りはないだろ、牧野…。


ゴールデンウィークのツーリングキャンプはあともう1泊。
オレはこの鬼のような表情のオンナと、どう過ごせばいいんだ?

運よく夜まで耐えられても、夜の営みを拒否られたら…

ああ、想像すんのも恐ろしい…。

キムタクめ、二度とオレ達の前に姿を現すな!!!


~fin~



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2 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.05.05 18:24 | | # [edit]
やこ says..."スリーシスターズ様"
こんばんは!
前中後編とすべてにコメントいただきましてありがとうございました。
まとめてこちらに返信することをお許しください(;^ω^)


ハイ、教習所シリーズいかせていただきました。
Take it easy!にとても苦戦していて書くことを嫌いになりかけた時にお話を書くことが再び好きになるきっかけを作ったのが教習所。とても思い入れのある作品です。
コメディって読むのも書くのも楽しいんですけどネタがあまりなくて、オチも考えなければならないのでそれほど頻繁には書くことができないんです。なので長編とかは無理ですけど、今後もチョコチョコ出していければと思います。
子供もかわいいのは小学校の低学年まででしょうかね?男子しかいないのでなんとも言えませんけど、可愛さのはどこへ行ってしまったのでしょう(笑)


久々にRを書いてはみましたが、果たして鍵をかける必要があるのだろうか?というライトな仕上がりになりました。
Rは書くたびに疲れるんですけど、今回は内容のわりには倍疲れた気がします。


教習所を電車で読むのはマジで危険です。
爆笑とまではいきませんがニヤリ派の方は多数いるようですし、前後左右、場合によっては上にも気を付けてお読みいただければと思います。

さてさて、明日からはまたラブシンに戻ります。
2017.05.05 23:21 | URL | #- [edit]

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