I hope you all a Merry Christmas and a Happy New Year. 前編 

お待たせいたしました~

クリスマスイベント開催でーす(o^―^o)ニコ


あおいろ 管理人あおサマ
『ずっと・・・?』

明日咲く花 管理人 asuhanaサマ
恋っつぅーのは 前編

おとなのおとぎばなし 管理人 miumiuサマ
「恋人達のクリスマス~総二郎君の受難~」

clover crown 管理人 aoiサマ
クリプリ <前>

gypsophila room 管理人 Gipskräuterサマ
On Christmas Night 前編

24/7 管理人 haruwoサマ
【俺はクリスマスが嫌いだ】

Life is Beautiful 管理人 向日葵サマ
『愛すべきサンタ、プレゼントは君で』

柳緑花紅 管理人 河杜 花サマ
Happy Holidays!①

類♥だ~い好き 管理人 りおりおサマ
クリスマスマジック


AND わたくしやこがお贈りするクリスマスプレゼント🎁


是非是非、お楽しみくださいませ❤







冬はイベントが盛りだくさんだ。

俺の誕生日から始まって、クリスマス→牧野の誕生日→正月→司の誕生日 

…以下省略。

俺の誕生日はどうでもいいんだが、クリスマスが近くなると俺もいろいろと忙しくなるわけだ。
1日に数人とデートをすることもあるし、夜を明かすことだって珍しいことじゃない。
俺は忙しいんだ!

それをなんだ、滋が突然コスプレパーティをしようと言い出し俺は今メイプルホテルに向かっている。
暇人め、忙しい俺を殺すつもりか?

とにかくちょっとだけ顔を出して、すぐに抜けよう。
今日は3人とのデートが控えてる。

「あ、総二郎!来たな」

この時期あきらの彼女は家族の行事で忙しいから会えないんだろうな。

「あ、ニッシー!待ってたよーん」

出たなバケモノ!警察官の格好なんかしやがって。
お前のせいで俺は必死でスケジュールを組み直したんだぞ?


「もうみんな来てるよ!ニッシーは何に着替える?」
「お、俺も着替えるのか…?」
「当たり前じゃん、もう司もあきらくんも類くんも来て着替えてるよ」

あいつ等も巻き込まれてるってわけか。
10月にはハロウィンパーティだとか言ってコスプレしたばっかだし、他にもっとマトモな趣味を持て、大河原滋よ。

そのまま着替えをしないで部屋に入ると

あきら→安っぽいホスト
類→サムライ
司→ドラキュラ

もうコンセプトもクソもねぇ。
あきらなんか安物のコスプレ衣装で気の毒だし、類は妙にカツラが似合ってる。
司に至っては、普段とそう変わりないのが残念すぎる。

一方女性陣

滋→警察官
桜子→体操着とブルマ
優紀ちゃん→メイド服
牧野→ミニスカサンタ

なんなんだこの露出具合は。
しかもさっきから司が妙な動きをしているが、あれはどうも牧野の太ももを隠しているみたいだな。

「じゃ、ニッシーはコレね」

そう言って手渡されたのは…。


***

なぜだ。
なぜ俺がこんな格好しなきゃなんねーんだ。

メイプルホテルの一流スタイリストによって変身させられた俺の格好は

セーラー服

しかもしっかりメイクとカツラまで用意されていて、俺でも惚れちまいそうなほど可愛く仕上がってるところがなんとも複雑だ。

控室から勇気を出して部屋のドアを開けると
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
「オイっ!誰か何か突っ込んでくれ!!」
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
「いや…ねぇ?…先輩」
「う、うん。嫌にリアルで。だよね、優紀」
「っていうか女性陣よりもキレイって…」
「ニッシー、大失敗かも」


ご丁寧に脛や脇までシェービングしてくれやがって。
こんなにキレイに変身したって言うのに「大失敗」ってなんだよ!
俺だってこんなカッコしたかったわけじゃねぇよ!

「あのな滋。俺はこのあと3人とデートしなきゃなんねぇんだよ。暇人なキミタチと遊んでる暇はないの!」
「えっ?来たばっかりなのに、西門さん帰っちゃうの?」

ミニスカートのサンタ姿をした牧野がそう言った。
実は4人の中でも一番色っぽいと思ってしまう俺がいるが、そんな目で見てみろ、司に半殺しにされるのは目に見えてる。

「ん、あと30分くらいはいられるが、このカッコはさすがにもうやめる」
「ええっ、つまんない」

あとはノリノリの人間だけで楽しんでくれよ。
その場にあったワインを手に取り、口に含んだ。


***


さて、そろそろ帰るか。

「おい、桜子。俺そろそろ行くわ。この化粧落としたいからなんか貸してくれよ」
「あ、じゃあクレンジングシートでどうぞ。さっと落ちるし便利ですよ」
「サンキュ」

その場でメイクを落とし始めると、

「やだ、こんなとこで化粧落とさないでよ」
「全くお前は色気がないな」

滋とあきらに散々言われた。

色気がないだと?

色気の塊であるこの俺になんてことを!
優紀ちゃんはそれを見て苦笑いしてるし、類は相変わらず何をしにきたのか寝てばかりいる。

何が楽しんいんだか…。

とにかくこの化粧を落としてデートにいかなければ。

ところが…だ。

なんという頑固なメイクなんだ。
クレンジングシート?じゃファンデーションがきちんと落とせない。
しかもご丁寧にアイラインやつけまつげまでしっかり施されてるもんだからタチが悪い。

こうなったらたぶんかなり肌には悪いだろうが、石鹸でゴシゴシやらねぇと間に合いそうにない。

「いてっ」

瞼に痛みを感じて手を止めた。

こりゃダメだ。やっぱ洗顔しかねぇな。

俺は洗面室に移動し顔を洗って湿らせると、手洗い用の石鹸を泡立てて念入りに顔を洗った。
ペーパータオルで軽く水気を拭きとると、少しつっぱるような感じはするがだいぶスッキリはした。
さすがに力を入れて落とした目の周りは少し痛い。

「桜子、化粧水とか持ってる?」
「え、化粧水…ですか…?」
「全然落ちねぇから石鹸でゴシゴシやったんだよ。顔がカピカピになる前にどうにかしてくれよ」
「わかりました」

桜子の持っていた化粧水をバシャバシャと肌に馴染ませるとすこしピリピリするが次第にしっとりとしてきて気持ちが良かった。

女モノの化粧水はさすがに美容効果が高い。
俺もこの際女モノに切り替えようか?

「それじゃ、行くわ」
「うん、またねニッシー」
「西門さん、またね」
「総二郎、感想聞かせろよ」
「おう、またな。お前らもほどほどにしろよ」

それだけ言うと部屋を出た。

するとどう司を振り切ってきたのか牧野が俺の背後から声をかけてきた。

「西門さん!」

振り向くと今にも中身が見えそうなほど短いスカートを揺らしながら俺に近づいてきた。

「あの…ごめん、今日はプレゼント交換ナシってことになってたからロクなの準備してないんだけど…たぶん必要だと思って…みんなにはナイショ…」

そういって小さな紙袋を手渡した。

「ああ、サンキュ。秘密にしておく」

そう冷静に応えるのが精一杯なのだが、司の彼女が周囲に秘密で俺にプレゼントとは穏やかじゃねぇ。
いったいどういうことだ。
司と修羅場はご免だぜ。

だがとにかく時間は押してるし、無造作にコートのポケットにそれを押し込むと足早に立ち去った。


***

おかしな仮装パーティを抜け出した俺は先ず一人目の女の子とのデートへ。
名前は…なんだっけ?

手帳を開いて確認。

そうそう、ユーコちゃん。

相手だってきっととっかえひっかえだろうけど、さすがに今日1日の相手の名前を間違えるのは俺のプライドが許さない。

「西門くーん」

うげ、一人目は香水がちょいキツめかよ…。
まあシャワー浴びるまでの我慢…か。

「っていうか、本当に西門くん?英徳出身の」
「そうだけど?」

なんだ?ユーコちゃんとやらは俺の顔を不思議そうに見てる。

「ぷっ、お金持ちには影武者みたいな人もいるワケ?」
「か、影武者?」

いったいなんのことだ?

「ごめんなさい、急用思い出しちゃって帰らなきゃ」
「え、ええ?!」

ちょっと待て、目の前のユーコとかいう女のことはどうでもいいけど、俺が女に約束を反故にされるとは穏やかじゃねぇ。

「ちょっと待ってよ、ホントに急用があるワケじゃなさそうじゃん、気になるんですけど」

目の前の女はクスリと笑って俺に言う。

「鏡、見たほうがいいんじゃないの?今夜一緒に歩くオトコは完璧がいいの!」

そういうと足早に去っていった。

何言ってんだ、俺ほどの完璧な男はそうそういねぇぞ?
気分はよくないが、ま、いっか。去るものは追わず…。

俺は次の約束の女に電話した。

ところがだ、どういうわけか次の女も喜んで来た割には微妙な表情。
一緒に買い物にでも行こうと言うと、やはり急用があると言って帰ってしまう。

なんなんだ?今夜はクリスマスイブだぜ?
俺みたいないい男が立て続けに安っぽい女に振られるなんて心外もいいとこだ。

仕方ない、最後の女は確か渋々OKした女だったが、この際そんなことはどうでもいい。

そして俺の目の前にいる女。

とにかく直感通り一番ケバイし安っぽすぎる。
一緒に歩くのは少し恥ずかしいからこのままホテルにでも行くしかねぇな。

「あのー西門くぅん?」

なにが『西門くぅん?』だよ、俺はなんでこんな女と約束しちまったんだ?

「ん?なに?ユリちゃん」
「西門くん、喧嘩でもしたのぉ??いいオトコが台無しで一緒に歩くのちょっと…」

は?


***

滋よ、お前のせいで俺のイブは台無しだ。

最後の女、ユリと別れた俺はホテルの鏡の前で自分の顔を見ている。
あの場に何人もの人間がいたっていうのになぜ誰もこのことを言わない?

あの時の瞼の痛みはこれだったのかよ…。
どうやらあの女装から逃れる為に無理に落とそうとクレンジングシートで擦った際に…

右目のまつ毛がすべて抜け落ちた

恐ろしいほどキレイに抜けて血が滲んでいる。
しかも瞼は腫れていて、俺の美しい顔が台無しだ。

20年以上生きてきてこれ以上なく最悪のイブだ。

俺はスマホを手に取りタップ、耳に当てて相手が出るのを待つ。

「おい、暇だろ?」
『大きなお世話だ!ところでお前はどうしたんだよ総二郎』
「ちょっとしたアクシデントでね。ひとりなの。これから飲まねぇ?」
『どこ?』
「いや、アホなパーティ会場に戻るわ。誰かまだいんの?」
『司と牧野以外はまだいる』

畜生、司の野郎、上手いことやりやがったな。

「とりあえず戻る。それまで待ってろよ」
『了解』

薬局でテキトーに眼帯を買い、仮装パーティ会場へ向かった。





続は本日12時!









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12 Comments

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2016/12/24 (Sat) 06:59 | REPLY |   

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2016/12/24 (Sat) 07:59 | REPLY |   

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2016/12/24 (Sat) 09:47 | REPLY |   

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2016/12/24 (Sat) 11:02 | REPLY |   

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2016/12/24 (Sat) 17:54 | REPLY |   

やこ  

みかん様

昔、幼馴染が「やこちゃん、突然まつ毛が全部抜けちゃったの!」って言ってるのを思い出しました。
見事に片方だけ抜けてたの…

2016/12/24 (Sat) 20:12 | REPLY |   

やこ  

あお様

こんばんは!

コスプレとかイマイチわかんないんですけど、絞り出した結果がこれでした。
総ちゃんって女装したらめちゃくちゃ美しそうじゃないですか?

またイベントご一緒しましょう、楽しませていただきました❤

2016/12/24 (Sat) 20:16 | REPLY |   

やこ  

空色様

たぶんですけど、相当痛いと思いますよ(・・;)
それをひと思いに抜いてあげちゃう桜子…

鬼ですね。

2016/12/24 (Sat) 20:20 | REPLY |   

やこ  

miumiu:『姫』様

そうなの!すごい美形だから女の子のカッコしたら誰よりも美しそうよね。

っていうかこんなお話でごめんなさいww

2016/12/24 (Sat) 20:25 | REPLY |   

やこ  

asuhana様

イベントお疲れさまでした!

すごい!チキン作ったのww
料理が上手っていいよね。
おいらは嫌いだし上手くなろうとも思わないのでただただすごいとしかΣ(゚д゚lll)

またイベントできたらいいね(o^―^o)ニコ

MaryChristmas!

2016/12/24 (Sat) 21:08 | REPLY |   

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2016/12/24 (Sat) 22:10 | REPLY |   

やこ  

向日葵様

こんばんはー。
イベントお疲れさまでした。と一抜け発言(笑)

はい、今回は総ちゃんに痛い目に遭っていただきました。
主役がひどい目に遭うのはコメディの基本だとわたくし思っております。
一晩に3人もの女の子とイチャコラし¥するつもりだったんです、これは天罰ですよ、天罰!

でも総ちゃんの女装、かなりドハマリしそうです。
きっとそこらへんの美女なんて比べものにならないくらい色っぽいんでしょうね。

風邪ですか?
看病しに行こうか?行くのは姫だけど(笑)
早く治して元気になってくださいね。

メリークリスマス!

2016/12/24 (Sat) 22:38 | REPLY |   

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