教習所物語 番外編 「ロマンチックな夜に」 前編 

大好きな坊ちゃんのお誕生日を間違えるという痛恨のミスを犯したお詫びに、このお話を捧げます。





教習所通いで土日を無理矢理オフにしたこともあり、休日返上で仕事をすることが多くなっていた。
牧野とも1か月以上会えずにいて、オレは今猛烈に機嫌が悪い。


「司様」
「ああっ!?」


秘書に声をかけられただけでこの有様だ。
西田が連れてきたと思われる新人秘書は青ざめて何かを言いたげだが口をつぐんでしまった。
フン、オトコのクセにこんなことくらいでビビリやがって。
西田の口利きだというから置いてやってるが、本来ならクビレベルだな。


「司様、横山のメンタルは相当なものですが、さすがにその威圧感では萎縮してしまいます」
「横山って誰だ?」


ビビって小さくなっているオトコが控えめに手を上げて、横山はワタクシですと主張している。


「今日の業務はこれで終了になります」
「終わりだと?まだ明るいぞ?何かの間違いじゃねぇのか?」


腕時計を見てもまだ正午を少し回ったところだ。
土曜日のこの時間に仕事が終わるなどここ最近ではあり得なかったし半信半疑だった。


「牧野様のアポも取らせていただいております。メイプルのお部屋にお呼びしておりますので、このままお向かいください」


さすが西田だ。


きっとオレの機嫌がマックスに悪いことで、業務に差支えがあると判断しての計らいだろう。
オレの記憶が正しければだが、この後は確か取引先がここへ訪ねてくるはずだった。


「上がっても問題ないんだな?」
「左様でございます。何か問題が起きてもこちらで処理いたしますので携帯の電源は落としていただいても構いません」
「オフはいつまでだ?」
「月曜日の朝にいつも通りにお迎えに上がります。お屋敷でもホテルでもお目覚めになられましたらご連絡くださればお車の手配を致します」


オレが西田を手放せないのはコレだ。
絶妙なタイミングで絶妙なオフを入れてくる。


見習え横山よ。


「ただ、商品サンプルを今夜ホテルに届けさせます。実際にお使いいただいて感想をお伺いできれば幸いです」


商品サンプル…


西田がこの言葉を使うと、何かの暗号に思えてしまうのはオレだけだろうか?


「それからご用意させていただきましたお部屋は最近改修させていただいたばかりです。牧野様にも是非感想をお聞かせいただきたいとお伝えください」
「改修?ああ、よくわからないがそうさせてもらうぜ」


***


執務室を出ると、オレ様専用の駐車場に停めてある愛車の前に来た。
停車している車両は2台。


教習所に何度も通い牧野と何度かカーセックスを楽しんだG●-Rと教習車と同じ単車C●400F。


ホテルを手配しているということは、牧野の顔を見た瞬間から戦闘開始だし、万が一牧野が月一のアレでもこれに乗ってしまえば止まらねぇし関係ねぇ。


オレは迷わずメットを被り、スラックスの裾をバンドで締めると愛車に跨り駐車場を後にした。


最高だぜ、この振動。


言うまでもなくオレのムスコはすぐに立ち上がった。


メイプルに着いた瞬間から周囲の目はオレ様に釘付けだ。
まあオレくらいになるとオーラは半端ねぇだろうしこんなことには慣れている。


最上階までノンストップのエレベーターに乗り、牧野の待つ一泊100万円のプレジデンシャルスイートへ向かう。


バーンッ!


勢いよく部屋の扉を開けると、ソファに所在なさげにちょこんと座る牧野の姿。
一直線に牧野の元へ向かおうとすると、


「アンタ…もしかして…」


と牧野が青ざめながら呟いた。


「会いたかったぜ…」


オレが近づくと、その分牧野が後ずさりをして距離がなかなか縮まらない。


「なんでそっち行くんだよ、こっち来いよ」
「アンタまさか、会社出てからずっとその状態だったんじゃ…」


牧野はオレのムスコに視線を合わせている。
オレは目線を下に落とすと、真正面を向いて固くなっていたムスコに気が付いた。
スラックスに隠れてはいるが、ボクサーブリーフに引っかかっているムスコは異様に飛び出しているように見える。


と、言うことはロビーでオレに向けられていた視線はコレに集まっていたということか…。


まあいい。


心配すんな牧野。
それだけオマエを待ち望んでいたってことだ。


オレもオレのムスコも。


後ずさりする牧野をとっ捕まえるとそのまま貪るように唇を奪って服の上から胸を揉み始める。


邪魔な衣服はすべで取り払い、お互いに一糸まとわぬ姿になってソファに倒れ込んだ。


牧野をうつ伏せにしてオレを優しく包み込む部分に指で出し入れを繰り返すと、牧野は吐息混じりの喘ぎ声を上げて悦びの表情を浮かべている。


指を増やして抜き差しを繰り返せばますます腰を上げてオレが欲しいと主張する。
抜き差しする指の隙間から、トロトロと溢れ流れてくるジュースを舌で絡め取りながら吸ってやる。


「ああんっ…」


と色っぽい声を上げている。
初心なオマエはもういない。


そうだ!オレを感じろ。


胸への愛撫も完璧だし、あとは挿入するだけだ。
止まることのない欲望を放出させるためにオレは牧野の奥底を目指して照準を合わせた。











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今日の運試し再び


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4 Comments

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2016/11/28 (Mon) 21:16 | REPLY |   

やこ  

スリーシスターズ様

はい、お待たせいたしました。
今回はコメディ色よりもエロを重視しておりますが、基本がコメディですので一応オチもございます(笑)

商品サンプル…
サンプルと言うにはちょっと…って感じですが、相変わらずのドタバタ具合に仕上がりました。
明日もお楽しみいただければ嬉しいな。

横山氏、出しちゃいました。
私も村上くん好きですよ。関ジャニじゃ一番好き。
次に好きなのは大倉くんですけど、今回は横山君に登場していただきました。

2016/11/28 (Mon) 23:33 | REPLY |   

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2016/11/29 (Tue) 09:29 | REPLY |   

やこ  

ぐみあり様

はい、今回は関ジャニの横山さんを登場させております(笑)
このシリーズにはジャニタレを出演させるのが恒例となっておりますが、SMAP解散したら教官どうしようΣ(゚д゚lll)

やだー、嵐コンで私を思い出してくださるなんて❤超ウレシイ。
今週末は京セラですね!
行けない私は早くDVDが出ないかと待ち望んでおりまする。

2016/11/29 (Tue) 22:36 | REPLY |   

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