Beautiful days

花より男子を愛する自称永遠の乙女の妄想  ※現在、ブロとも申請を休止中
7

ラブ・シンドローム 20

すみません、登場人物が多すぎてセリフだらけになってしましました。

読みにくくてごめんなさい。





10月―
あれ以来西門さんとは顔も合せていなければ声も聞いてない。
西門さんはただ間に入って巻き込まれただけなのに、ちょっと感情的になったかなと反省はしてる。
学園祭とオープンキャンパスで花沢類に会いに行く。朝一番で西門さんには謝ろう。

「つくし~」

待ち合わせ場所に立つアタシに滋さんの元気な声。
この人が常に傍にいてくれたら、毎日明るく過ごせるのにと何度思ったことか。
車を飛び出しアタシに駆け寄ったと思うと、タックルする勢いでぶつかってくる。

「会いたかったよぉ」
「滋さん、久しぶりだね、アタシもだよ」

ギュウギュウ締め付けられて苦しいのもなんだか嬉しい。

「よう、待たせたな、牧野」
「美作さん!」
「おう」
「あ…西門さん。先日は、なんか…ごめん」
「気にすんな。俺は忘れた」
「ありがとう」

単に学園祭に行くだけでなく、入試を視野に入れたオープンキャンパスへの参加だということは大学に向かう途中の車内で美作さんと滋さんにも伝えたのだが西門さんは黙っていてくれたようで、ふたりとも驚いていた。
つくづく、先日のカフェでの出来事が申し訳なく思えた。

「つくし…そのこと司には…?」
「言ったよ」
「それで?」
「さあ、でもアタシは決めたもん」

滋さんはオロオロしてほかのふたりを見ている。

「なあ牧野」
「何よ美作さん」
「司は反対してんのか?」
「よくわかんない。もっと早く言うべきだろとは言ってた」

何か考えるようなしぐさをする美作さんだが、西門さんは黙ってる。

「司とは電話で話したの?」
「そうだよ」
「その後連絡はあんのか?」
「ない」

3人は一斉にハァと盛大なため息をつく。
どうせ、なんてめんどくさヤツ等なんだとか思ってるんでしょ?
そんなのアタシが一番よくわかってるよ。
こっちだってできることなら話がこじれる前に時間を戻してきちんとアイツと話がしたい。
でも裏でコソコソ探りを入れるなんて許せないしムカついて仕方ない。

「ごめんねいつもいつも。これはアタシとアイツの戦いだから、気にしないで。ほら、みんなも久しぶりの花沢類でしょ?きっと驚くよ」

そうだよ、今日は久々に花沢類に会えるんだ。道明寺のことなんて忘れて楽しく過ごしたいし、春に見られなかったところをきちんと見たい。

車はどんどん北へ向かって行く。


***


「総二郎!あきら!」

3人は花沢類の変わりように驚くばかりだ。そういうアタシも春に会ったときとはまたちょっと変化してる花沢類に驚いてるけどね。
相変わらず洗濯に失敗してるのは着ているシャツを見ればわかるし、なにあれ、ちょっと無精ひげ生えてない??
ということは、寮の部屋はもっとひどいことになってるよね。

「類…お前ずいぶんと変わったな」
「そう?なんか勉強することが多くて身なりにまで気が回らないんだ。あ、牧野。受付は済ませた?今日は俺も一応スタッフだから、個別相談は俺のとこに来れるように手を回しておくね」
「え、そんなのもあるの?」
「うん、えっと…模擬講義の次くらいだったかな。ごめんスケジュール把握してなくて」
「ありがとう、受付してきちゃうよ」
「総二郎たちはどうする?寮の部屋にいてくれてもいいけど…たぶんいろんな意味でヤバイと思う」
「いろいろヤバイって今のお前が言うと妙に現実味があるな…」
「俺は耐えられそうか?」
「あきらくんは無理かもしれないね。そんな気がする」

「あ、ごめん受付してきたよ。そしたらみんなはどうするの?」
「もし俺の部屋が嫌なら、付属病院の中にカフェがあるからそこで待っててよ。あ、牧野は終わったらまた掃除してくれるんだよね?」
「ええ、またなのぉ?今日はエプロン持ってきてないし、前回よりひどそうだからやだよ」

そんなやりとりを見ていた3人はひそひそと

「ねえ、司とつくしが喧嘩してる理由ってさ、類くんが原因じゃないの?」
「俺は最初からそうだと思ってる」
「知るかよ、司もいつまで類類言ってんだか」
「仕方ないよ。つくしの初恋でしょ?司にとっては深刻だよ」
「俺は司と類がどうこうよりも牧野が類と親密すぎるのが原因だと思うね。司は単細胞だから大学名を出せば類を追いかけて行くと思うに違いない」
「ああ、それはあるかもしれねぇな」

ちょっと、なにあの3人はひそひそやってんのよ。
またなんかよからぬことでも計画してんのかしら。

「で、どこで待ってるの?学園祭も行くんでしょ?」
「ああ、そうだな、いろいろ回ってくる。類の部屋は恐ろしいからお前が掃除を終えるまでカフェか学内散歩するかテキトーに過ごすよ」
「うん、じゃあ行ってくるね。終わったら美作さんに電話すればいい?」
「ああ、待ってる」
「つくし、頑張ってきてねー!」
「ありがとう!行ってきます」



該当の記事は見つかりませんでした。

7 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.11.03 10:06 | | # [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.11.03 10:32 | | # [edit]
やこ says..."3児の母様"
ヨレヨレの服を着て無精ひげを生やした類。
マジ類スキーさんからブン殴られるのを覚悟でアップしましたけど、気に入っていただけてとても嬉しいです。

出禁?いやいや類スキーさんに読んでいただけると最初から思わず書いておりますので両手を広げて歓迎ですよ!
類くんが司くんのライバルだろうがなんだろうが、花男のキャラはみんな大好きですので、悪い奴には書けませんよぉ。


>もう『つかつく』で構いません!

実は私もりおりおさんところの司くんを読んで同じことを思いました。
類くんとつくしちゃんに協力するあたり、メッチャ萌えました。私が受け止めてあげるよ!みたいな。
なのでとっても気持ちがわかりますww
2016.11.03 16:07 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.11.03 21:16 | | # [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.11.03 21:22 | | # [edit]
やこ says..."さとぴょん様"
セリフが多いと読みづらいと感じる方も多いようですが、大丈夫でしたでしょうか?
人数多いと描写が難しいです。おいらまだまだヒヨッコなもんで(゚Д゚;)

遠距離恋愛でもイヤなのに、意識してる男がめちゃ近くにいるってたぶん相当嫌だと思いますよ~。
信じてないわけじゃなくても、何してるかわかんないって…。

だから潤くんも何をしているのかわからずムキーっです。(失礼)

さて、花沢先生は何科のお医者様にしましょうかね?
婦人科の乳腺外来担当とかだったら、触診は大歓迎ですね(・∀・)ニヤ
2016.11.03 22:32 | URL | #- [edit]
やこ says..."kachi様"
オトナな司くんに萌えていただいているようでとてもウレシイです。やっぱオトコはこうでなくちゃね、みたいな(笑)
20yearsでは同年代のつかつくだったので結構書きやすかったしたのしかったんですけど、なんせ主人公が高校生ですんで、等身大というわけにもいかずなかなか難しいです。
なんせ自分は恋よりも部活!脳みそが筋肉状態の女子高生でしたから乙女の気持ちに疎いです(・・;)
日本語に不自由するほどのおバカな司くんが、NYに行ったことでめっちゃ成長している姿は書いてて爽快ですね。
一方のつくしちゃんは微妙ですけど(笑)
2016.11.03 22:45 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する