初めての…前編  

初類つく謎作品(?)を捧げたりおりお様がご褒美コメディを送ってくださいました!

いや~ヤキモキしちゃいますけど安定の面白さです。

ではどうぞっ!





羽田空港に司が到着した

「今日は、もう自由だよな?」
「はい、、明朝、邸の方へお迎えに参ります。牧野様に、よろしくお伝えください」
「あぁ、、分かった」

司は、西田と別れ、歩きながらつくしの位置を確認する
GPSは、英徳大学の図書館を示している

迎えに来た車に乗り込むと、運転手に英徳へ行くよう指示をだし、後部座席に背を預けた
(疲れたぜ。 西田の奴、機内でもずっと仕事をさせやがって! まあその甲斐あって、何とか半日休みを貰ったけどよぉ)

時計を見ると、既に15時を回っている
(あいつ、、びっくりするんだろうな。 何でも女と言う奴は、サプライズが好きらしいし、恋人同士だと、更に燃え上がるらしい。 
って事はだ、、俺様の登場で、感極まるだろ? んで、このまま食事に行くだろ? んで、そのまま俺ん家に連れて行って、、そのまま俺の部屋でベッドインってなるよな?
俺も限界だし、あいつもそろそろ心の準備っつうもんが出来てるだろ? あいつの初めては俺の物だし、俺の初めてもあいつにやるし、、俺もそろそろ出さねぇと、、溜まりに溜まってるし、、、ヨシッ、、つべこべ言わさず、サッサと連れて帰ってやる!!)


司は、自然に口角が上がり、不気味な笑いを見せている
その姿を、運転手はバックミラー越しに見て、、ブルッと大きく震えあがった

(おっと、、牧野に会う前に、その声を聞いてやろうか。 前回会った時、あいつにプレゼントしたんだよな。 くっくっくっ、、まさかそこに盗聴器が付いてるとは思ってもいねぇんだろうなぁ。 まっ、何かあった時の為だが、、それがキチンと聞き取れるのかチェックしておかねぇと、いざという時に困るしな)
と、尤もな理由を付けながら、器械を取り出し、周波数を合わせはじめた
そしてイヤホンを耳に着けると、途端に愛しの声が聞こえてきた



「えっと、、バブル期に見る世界情勢?、、って事は、バブル期の資料を探さないとね。 ほんと、石井教授ったら、レポート提出が多すぎ! これじゃ今夜も徹夜決定じゃない!」
と、ボソボソという声が聞こえてきた
その声に、司も憤慨する

(石井教授だな! 俺に任せろ! お前を苦しめる奴は、俺様がどこかへ飛ばせるからよ! だから安心して、今夜は俺様に抱かれろよ!)

すると今度は、聞きたく無い声まで聞こえてきた

「ま~~きのっ!」
「あっ、、花沢類!」
(チッ! 類の奴、、俺様の牧野に、またちょっかい出しやがって! サッサとどっかへ行けよな!)

「何やってんの?」
「何って、、石井教授の講義の資料集め」
(おい牧野! 余計な事を言うな! んな事を類に話したら、俺様が処分する前に、あいつがその教授を抹殺するだろ!)

「ふ~~ん、、石井教授ね」
と、意味ありげな声色をみせる
(ほら見ろ! 類の奴、、声色が変わってんだろうが!)

「あっ、、この前はありがとね。 無理なお願いを聞いて貰っちゃって」
(ん? 無理なお願い? なんだ? それ、、)

「あぁ、、あれくらい大した事無いよ」
「この年になると、皆、、既に経験してるじゃない?」
(おっ、、おい!! それって、、セッ、セッ、、セッ○スの事か? それ以外ねぇよな? 20歳で未経験なんて、ほとんどいねぇし)

「まあ、、ある程度はね。でも未経験の人も、それなりに多いと思うけど?」
(類! 良く言った! そうだよな! 20歳を過ぎても未経験な奴だって、この世には沢山いるはずだ)

「ん~~、でも、そろそろ済ませておきたかったんだよね~」
(済ませておきたかった? つまり、バー○ンを捨てたかったって事か? やっとその気になってくれたんだな。 大丈夫だ、お前の希望は、今すぐこの俺様が叶えてやっからよ♪)

「いや、、その相手に、俺を選んでくれてありがとう」
(!!!!!)

「うん。何かね、美作さんと西門さんは、経験豊富だから、もしかして何かの病気を貰ってるかも知れないじゃない?」
(有り得る! あいつらは、見境ねぇから、、テクはあるけど、病気持ちかも知れねぇ。 で、残るは類って事か? でもその考えは間違ってるだろうが! 俺様が何時でも貰ってやっから、大切に取っておくものだろうが!)

「くすっ。 すごく光栄。 俺、、、頑張ったしね」
「くすっ。 頑張ったよね~」
(おいおい、、その言い方って、、もしかして、、やったのか? 済ませたのか? 経験済みになったのか? 過去形か? 嘘だろ? 嘘だと言ってくれ!)

「あんた、、かなり痛かったんじゃない?」
その類の言葉に、司は顔面蒼白になる
(痛い? 痛いって事は、、貫通って事か?)

「初めてだったからね、、すごく痛かった」
つくしの言葉に、司の顔から血の気が引いて行く
(嘘、、だろ? 牧野、、お前、、類と、、やっちまったのか? 俺が楽しみにしていたお前の貫通式を? 嘘だろ?)

「ベッドの上に横になった時から、ドキドキしちゃって」
「くすっ、、だと思ったんだ。 でも声をかけられなくてさ。 俺も、凄くドキドキしていたからさ」

(ベッドの上でドキドキするのは分かってる。 以前、俺もそうだったし、、って俺の事はこの際どうでも良い! ってか類! お前は、何で牧野に諭さねぇんだよ! いくら牧野が『やりたい』って言ってもだなぁ、『やっぱり止めよう、司がいるだろ?司の為に、しっかりと守っておきな』と言うのが、親友ってもんだろ!)

「あんな大きな物が、私の中に入るとは思わなくて」
(!!!!)
この言葉に、司は息を呑む

(今、、あんな大きな物って言ったか? 私の中に入るって言ったか? これ、、現実か? 今日はエイプリルフール?じゃねぇよな? って事は、やっぱり、、)

「そりゃ、、普通の時より、大きいよ」
(当り前だ! あの部分は膨張するんだからよ! 俺様の物だって、一気にバズーカ砲になるんだぜ)

「だよねぇ、、聞いてはいたんだけど、、あんなに大きいとは思わなくて。 でも後戻りも出来なくて、、」
(いや! 十分後戻りできるだろ! 類の奴を殴っても、蹴飛ばしても、逃げれば良いだけだろ?)

「だな。 あんた、覚悟を決めた顔をしてたしさぁ」
「うん! もう『好きなだけ貰って下さい』って感じ?」
(おいおい、、好きなだけって、、一回じゃねぇって事か? 何度も何度も、くんずほぐれつ? 類の奴も、腰を動かしまくり?)

「ププッ! 好きなだけって、、でも、、限度って物があるからさ」
「まあね」
(って事は、一回で終了って事か? ってか、、しっかりやったのか? 何度も腰を打ち付けたのか?)

「終わった後の、、、血がね、、」
(牧野、、お前、、何て事を、、、)

司は、身体の震えが止まらない、、
(なんとか半日の休みを貰い、牧野に会う事だけを楽しみに、辛い仕事を熟して来たというのに、、
それもこれも、しっかりと身体の関係を結び、愛を囁きながら互いの温もりを感じ、遠距離の寂しさを払拭する為だった
それが、、それが、、、)


今にも爆発しそうな気持ちをギュッと堪え、拳を握り締め必死に耐える

「こればっかりは、どうしようもない。 あれだけ太い物だったし、完全に穴が開いている訳だし」
「うん。 でもこれで私も、一人前、、、かな?」
と、おどけた口調で呟いた

その口調に、堪らず司が大声を上げる

「バカ野郎! 何が一人前だ! 
お前の初めては、俺様だって決まってんだろうが! 
それを、、、それを、、寂しいのか欲求不満なのか知らねぇけど、勝手に類とやるなよ!」


と、運転席を蹴り上げた

「ひっ!」
運転手は、小さな叫び声を上げながらも、必死にハンドルを握り、一刻も早く英徳学園へ到着すべく、アクセル全開で走りはじめた

司は、一つ大きく息を吐き、再びイヤホンから聞こえてくる声に、耳を傾けた

「くすっ、、でも、、頑張った甲斐あって、、その後から、ガンガン口に頬張るし、、」
(えっ! 口? 頬張る? 牧野の奴、、脱○ージンのその日に、、類の物を、、咥えたのか? それってかなり高度な技術が必要だぞ)

「だって、、あんな物、目の前にちらつかせられたら、誰だって食べるでしょ?」
(あんなもの、、って、、類の物だろ? 類のいきり立った物なんか、あんなもの呼ばわりで充分なんだが、、それよりも、それをちらつかせたら頬張るのか? そっちの方が、問題だろうが! お前の恋人は俺様だろ? その俺様が、牧野の中を味わってねぇし、挿し込んでねぇし、ガンガン打ちつけてもねぇし、口に頬張らせてもいねぇ。 それなのに、、その全てを類にやったのか? おかしすぎるだろ?)

「今度、、司ともやってみれば?」
「えっ? あいつと? ムリムリ、、絶対無理! だって、俺様だよ? 素直にやらせてくれそうにないじゃない?」
(バカ野郎! お前限定で、お前の望み通りにやってやるよ! それなのに、、その断固とした拒否は何だよ! 俺様だって、お前の前でなら、バズーカ砲をちらつかせてやるし、それを頬張りてぇんなら、幾らでも頬張らせてやるよ!)


司は、今にも爆発しそうな気持ちを、必死に抑える
(落ち着け! 落ち着け! 既にやっちまったものはどうしようもねぇ。 それに心の準備が出来たって事だろ? その時、偶々俺様がNYにいたから、その溜まったもんを吐きだす相手に、渋々類を選んだって事だよな? って事は、これから牧野を連れて帰れば、すぐさまベッドインできるって事だろ?
それに良く考えて見ろ、、
俺様のバズーカ砲を見て、尻込みされるぐれぇなら、類の拳銃ぐれぇの物を見て、目を慣れさせたって考えた方が良くねぇか?
俺が愛するのは牧野一人だ。 これぐれぇで怒っちゃいけねぇ。 一度っきりの過ち、、そう思ってやらねぇと、、心の狭い男として見られちまう。 この後、バズーカ砲で沢山打ち抜いてやれば、あいつだって俺様に骨抜きにされちまうし、他の男なんて目に入らねぇはずだ。 そうだよな? 牧野?)


車は、静かに英徳学園へ到着する
と同時に、後部座席から転がり落ちるように飛び出すと、図書館へ向かって一目散へ駆け出した
目指すは唯一人の愛する女、、


バン!!

「牧野!」

シーンと静まり返った図書館に、司の大きな声が響き渡る
その瞬間、そこにいた人たちの視線が司に集中する

司は、広い図書館の中で、瞬時に愛する女を見つけ出す
そこには、、仲睦まじく肩を寄せ合う、類とつくしの姿があった




続きは23日21時!
何やらとんでもない雰囲気がプンプンですね(笑)

りおりお様へのコメント、お預かりして責任もってお届けします。









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6 Comments

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2016/10/22 (Sat) 23:32 | REPLY |   

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2016/10/23 (Sun) 10:35 | REPLY |   

やこ  

kachi様

kachi様からは大量にコメントいただいてますが(笑)消えちゃったコメまであるんでしょうか?

りおさんのお話、まだ前編だというのに面白いでしょ?
私も受け取ってからPC見てひとりで爆笑し、家族から白い目で見られました。

嵐にしやがれ、は運動会の打ち上げがあったので録画はしてますが、甥っ子が運動会を見に来てくれてこれからいろいろでかけなければならないので、今夜見る予定です。
楽しみ♥

2016/10/23 (Sun) 10:40 | REPLY |   

やこ  

まりぽん様

ほんと面白いですよね。
類命なのによくぞここまで秀逸なつかつくを書いてくださったと感謝しかありませんよ。

私もこの「勘違い」に挑んだことがあるんですが、すごく難しいんですよ。
文章力に加えてユーモアセンスと発想力も必要なんです。
神ですよ、神!

今夜の後編は再び周囲を気にしながらの閲覧必須です。

まりぽん様からのお声、確かにお預かりいたしました。

2016/10/23 (Sun) 10:47 | REPLY |   

りおりお  

kachi様

コメント有難うございます

私のイメージの司君は、永遠のチェリーボーイです
そして、虎視眈々とつくしちゃんとHをする事を願っています

そんなイメージから、こんなお話がうまれました
普通の会話なんですけど、すぐさまそっち方面に脳内変換する司君
その純情っぷりが堪りませんよね

つかつく、、難しいなぁと思いながら挑戦してみました
楽しんで頂きありがとうございました


りおりお

2016/10/24 (Mon) 20:23 | REPLY |   

りおりお  

まりぽん様

コメント有難うございます

確かに、盗聴しなければ、こんな事にならなかったのにね
自業自得なんですけど、つくしちゃんに会いたくて、仕事を頑張ってきた司君にとっては、一分一秒でも愛しのつくしちゃんの声が聞きたかったんでしょう

それがまさか、、こんな風に誤解するような会話だったとは、、
でも良く考えれば、つくしちゃんが類君とそういう事をするはずが無いのに、、
今の司君は、溜まっているし、つくしちゃんとやりたくて仕方ない状態ですから、こうなってしまうんでしょうね

笑って頂き、頑張った甲斐がありました
『誤解シリーズの天才』と持ち上げて頂き、更に頑張らねば、、と思っております

コメント有難うございました

2016/10/24 (Mon) 20:28 | REPLY |   

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