Beautiful days

花より男子を愛する自称永遠の乙女の妄想  ※現在、ブロとも申請を休止中
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20years ago アノトキのふたり ①

もうどうにでもなりやがれの境地でござる。

執筆とアップが同時進行。

もう止められない…。

でもストックない…。

頑張れワタシ。

では期待せずにお進みくださいませ。




「静さん、すっごくキレイだったね」

静の結婚式も終わり教会からホテルへと向かう道のりを久々にふたりきりで歩く。

「そうだな」
司はつくしの手を取り歩く早さをつくしに合わせる。
突然手を握られたことでつくしの心臓はドキンと高鳴り、みるみるうちに顔が赤くなる。

「牧野」
「ん…?」
心臓の高鳴りが司に聞こえませんようにと顔を伏せながら答える。

「今日オマエの部屋に…泊まっから」
「!」
突然の宿泊宣言に思わず足を止めた。

「泊まるって…ア、アンタ仕事…」
「今日と明日はオフ」

「そ…そう…なんだ」
「……」
司の手を離し再び歩き出すと数歩後ろから低い声が聞こえてきた。

「オレ、今日は止めるつもり、ねーから」


*********


「いつか」こんな日が来るって思わなかったわけじゃない。
「5年くらいかかるかも」なんて言ってはみたけど、さすがにそこまで待たせるつもりはなく心の準備さえできれば…。

でもこんな…「その時」が今夜だなんて!

つくしが宿泊する予定の部屋は一般のシングルルームだったが、いつの間にかスウィートに変更されていた。無駄に広い部屋の隅のほうでモジモジしているとバスルームのドアがカチャリと開く。

「何してんだ?オマエ」
「え、何って…ちょっと考え事」
冷蔵庫からビールを取りだすとそのままゴクゴクと飲み始める。ビールが喉を通るたびに動く喉ぼとけがなんともセクシーで、つくしの思考を停止させる。

「オマエもそんなトコにいつまでもいないでシャワー浴びて来いよ」
確かにつくしは慣れないドレスを着ている上に、結婚式の前には暴漢に襲われた。早くドレスを脱いで汗を流したい。

「う…うん」
魔女のSPに見つからないように忍び込んだ道明寺邸で「そういう」雰囲気になるも泣き出してダメ、司の卒業式前にふたりで行った南の島では熱を出し。
司を好きでいる以上、いつまでも待たせているわけにはいかないのはわかっている。

―でもやっぱり…こわい

バスルームでドレスを脱ぐと、熱いシャワーを頭から浴びた。大きな鏡に映し出される自分の体を眺めながら、

―こんな貧弱な体、萎えるだけかも

そんな風に思っていた。
とにかく体を隅々まで洗い、体を拭いてバスローブに着替える。髪を乾かしながらシャンプーの香りに少しだけ癒される気持ちだった。

「初めて」の痛みはもちろん怖い。でもそれ以上に言い合いでは負ける気がしない司が「オトコ」になり自分が「オンナ」になってしまうことが何より怖かった。考えてどうにかなるわけではないことはわかっている。それでも今は何かしら考えていなければおかしくなりそうだった。

ドライヤーのスイッチを切り、鏡を見ながらしばらく自分の顔をボーっと眺めていたが、いつまでもこうしていても仕方ない、パンパンと両頬を手のひらで叩くと、もうどうにでもなれ!と覚悟を決めてドアを開けた。

ベッドの中で戦闘モードに入っているものだとばかりだと思っていた司は、ソファに横になり寝息を立てていた。

「ふふ、なんだ。ひとりでアレコレ考えすぎてバカみたい」
静かに眠る司の体にブランケットをかけると、別のソファに座りしばらく司を眺めていた。

「ありがとね、道明寺」
ぐっすりと眠っているのか呼びかけには反応しない。

「大学、ほんとはすごく行きたかったんだ。もう少し、いろんな勉強してみたいとも思ってたけど…絶対無理なのわかってたし。アタシが来月から女子大生になるなんてなんか変な気分」
モゾモゾと体勢を変えても起きる気配はない。
その拍子にブランケットが落ち、慌てて司にかけ直す。



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2 Comments

aoi says..."ビバ!見切り発車!"
やこ様
行け!行け!
ゴー!ゴー!
司&つくし
イけ!イけ!
期待すんな?
んにゃ、期待するさ〜
2016.04.23 09:52 | URL | #- [edit]
やこ says..."aoi様"
うーん、なんかイマイチな気が…。
いろんな方のR話を読んできただけに、似かよわないように気を付けてはみたのだけど…。
もうヤケです(笑)
ジュニアのマーライオンはおさまった??
姉さんも無理せずゆっくりお休みくださいませ。
2016.04.23 19:52 | URL | #- [edit]

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