20years 修正版① 

皆様に拍手数で公開を委ねたいわくつき作品。

ついに(ひっそりと)公開。

小説は完全に初心者です。

いろいろとご意見もあるかと思いますが、温かい目で見守ってやってください。


初日は6時と9時に1話ずつ更新します。3話より最終話まで毎日9時に更新予定です。

どうかどうか、コメント等お手柔らかにお願いいたしますm(__)m
20years    修正版


牧野つくし39歳独身。

セレブ学園と呼ばれた英徳学園高等部を卒業後、就職するつもりがあるオトコの策略(?)で大学へ進学。その後ちょっとしたアクシデントに見舞われて大学を退学し地方の田舎町で家族と離れて暮らしている。

「じゃあ夕方また迎えに来るね」
「うん、アリガト」

白い軽自動車から降りたつくしは、運転席に座るイカしたオトコに小さく手を振った。

「アンタ、いい加減その車窮屈そうだね」
「貧乏学生はコレで十分!それじゃまたあとでね」

オトコはふざけて敬礼のポーズをし車をゆっくりとスタートさせた。
その姿を見送りながらつぶやく。

「まったく…車のほうが気の毒だっつーの」

笑いながら走り去る車に背を向けて歩き出した。



******



「牧野さん、社長が呼んでるよ」

つくしはこの地で暮らし始めてから小さな建設会社で事務員をしている。設計部署で売り上げと粗利を計算していたつくしは手をとめ

「はぁ、またですか…」

ため息をつきながら、伸びをした。今まで使っていた計算機とシャープペンシル、書類をデスクのトレーに置くと、立ち上がって社長室へと向かう。
ドアを控えめにノックをすると

「ホラホラ、入って入って」

50代半ばの女性が手招きして待っていた。手には何やらファイルのようなものが握られている。
取引先にお見合いの話を持ち掛けられることも多かったことから、ウンザリしていた。

「社長、またですか?」

つくしは半ばあきれたように言い放つと、社長はニコニコしながら答えた。

「今日はアンタじゃないよ」
「…?」

目の前の女性の言っている意味がイマイチ理解できない。

「アタシじゃないなら誰です?ココには知り合いもいないし親兄弟もいませんよ?」
「いるじゃない…翼が」

誰だって?

「は?」
つくしが小さく答えると、女社長はこう言った。

「コレは翼のお見合いのハナシだよ」


******


夕飯を食べ終わってお茶を入れ、テレビを見ながら笑うオトコにつくしは声をかける。

「ねえ」

テレビに夢中で完全スルー。

「ねぇってば」

チラっとこちらに目配せすると、イイトコだからもうちょっと待てと、手をひらひらさせながらこちらを見ようともしない。
諦めてお茶菓子でも持ってこようと立ち上がると

「ごめん、何?」

と低い声が返ってきた。
つくしは大好きなその低い声のする方向へ向き直ると、

「翼、アンタにお見合いの話がきてるよ」

何を言われているのか理解できないのか、ハタチの牧野翼は母親譲りの大きな目をぱちくりさせながらつくしを見上げた。

―――――――――――――――

修正版②は本日9時更新予定です。









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2 Comments

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2016/08/14 (Sun) 03:14 | REPLY |   

やこ  

チビネコママ様

コメントありがとうございます!

あっちもこっちもという状態で混乱させてしまって申し訳ありません!
チビネコママ様もお話を書いてらっしゃるのですね。
落ち着いtらお邪魔させていただきますね!

今後ともよろしくお願いいたします!

2016/08/14 (Sun) 23:49 | REPLY |   

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