Have a nice day! 前編 

お待たせいたしました!

Gipskräuter様からやこへの素敵なバースデープレゼント!!

一定期間公開した後、別館に格納いたします!

お楽しみくださいませ~。




ラウンジで二人寄り添ってソファーに座り寛いでいた。

不意につくしをがビクッと肩を揺らしてキョロキョロと辺りを見回す。

「ごめん、寝ちゃった。へへ。」

照れくさそうに笑ってっけど、いつものことだろ。

「つくしちゃんはどこでも寝れて便利だな?」

「そんな言い方しなくたっていいでしょっ!」

くくっ。
そんな頬膨らませて怒んなよ?可愛い顔が台無しだぜ?

「みんな来ないねー。」

「諦めて行くか?」

「でもせめて道明寺には言っておきたいじゃない?」

まぁそう言うと思ってたけどな。

「司には電話で伝えたぜ。お前がそう言うと思ったからな。」

パチパチと瞬かせていた瞳が俺をじっと見つめてふんわりと笑う。

「じゃあ、行こうか?急だったからしょうがないよね。」

立ちあがりつくしに手を伸ばすと、迷いなく手を握り返す。

昔の俺たちが見たらどんだけ驚くことか。
それも懐かしい俺たちの思い出だよな?

腹の底から沸き上がってくる想いに幸せを感じながら、つくしの手を引き車へと向かった。

にこにこと頬を緩ませながらショーウィンドウを覗くつくしの姿に、俺もつられるかのように頬を緩ませていた。

「ねぇ、総はもう決めたの?」

「まぁなんとなくな。お前は決まりそうか?」

目の前に並ぶ雑貨を見て腕を組み、首を傾げて考える。
何を買う時もしばらく固まっちまうつくしをいつも黙って見守っている。

「うーん。やっぱり、違う物にしようかなー?」

ま、時間はまだまだある。
それもいいだろ。

「ゆっくり考えていいぞ?焦る必要ねぇし?」

「ねぇ?総は何にしたの?」

期待に満ちた瞳で見つめられてもな?

「知っちまったらつまんねぇだろ?ダブるようなら教えっから、お前は自由に選べよ。」

「どんなのがいいんだろうなぁ。何が好きなんだろ?」

楽しそうに雑貨屋巡りをしながら時折ブツブツと呟き、また店内を歩き出す。

相手がつくしじゃなけりゃこの買い物に付き合うなんて到底無理だよな…。
そんなことを考えつつ、つくしの楽しそうな表情を眺めていた。

昨日。

忙しいことは承知の上で友人に一本の電話を入れていた。

「よっ、司。久しぶりだな。」

「お前が電話なんて珍しいな?牧野になんかあったのか?」

くく、こいつも変わんねぇな。

「つくしなら相変わらずだ。今日は別件。」

「はぁ?俺様は忙しいんだ!おめぇだってそんくらい分かってんだろっ。」

おいおい、司。
つくしならよくて別件はダメってどういうコトだよ?
しかも内容すらまだ言ってねぇぞ?

「司。俺じゃなくてつくしからだ。
どうする?」

くくっ。
お前がつくしの頼みを断れるワケねぇよな?

「総二郎…お前っ!」

「ん?駄目ならそう伝えとくぜ?」

「チッ。なんだ?とっとと言えっ!!」

今でもつくしを大事に想う司に少し胸が痛い。
けど俺だってあいつだけは譲れねぇ。
わりぃな、司。

「つくしが言うには…が…らしいぜ。で、…だってさ。」

「もっと早く分からなかったのかよ?いくらなんでも急過ぎんだろっ!
ったく、しょうがねー。分かった、考えとく。」

くくっ。
世界の道明寺も形無しだな。

「じゃ、よろしくな。」

「おう。任せとけ。」

これで明日つくしを連れ出せば万事OKか?

昔とは全然違う自分にいつも驚かされる。
きっとつくしといると、これから先もこんな風に驚かされることの連続なんだろう。


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